2013年2月18日月曜日

飲酒は少量でもがん死亡リスク増加する ・・・ 適量ならOKとはいえない;無閾値の可能性

たばこに比べ、酒・アルコールに関しては、批判が少ないようだ。実際には、死亡率増加、交通事故・死、性行為感染症、暴力、犯罪の寄与要素として働いてるわけで、公衆衛生上は、飲酒量制限が望ましい。
(酒の値段ちょっとあげるだけで死亡率減少、酒屋の出店制限で死亡率減少? 2013/02/07)



アルコール禁忌であるウィルス性肝炎などをのぞき、「適量ならかまわない」と、患者に言うことがあるが、これは間違いということらしい。少しでも飲酒量を減らす努力をしなさいと言うべきなのだろう。


アルコールは、がん死亡率や余命年数減少に関し主要な要素であり、アルコール摂取量多いほど、リスクは増加するが、アルコールに関する安全閾値は存在しない。
アルコール摂取量を減らすことが重要で、誇張のない予防法ということになる。

Alcohol-Attributable Cancer Deaths and Years of Potential Life Lost in the United States
David Nelson et. al. 
Am J Public Health. Published online ahead of print February 14, 2013: e1-e8. doi:10.2105/AJPH.2012.301199
http://ajph.aphapublications.org/doi/abs/10.2105/AJPH.2012.301199
米国内での、アルコールの寄与死亡率とYPLL(Years of Potential Life Lost)

住民寄与区分計算のため2つの方法を用い計算。2000年出版メタ/アナリシスの相対リスクを用い、2009年のアルコール疫学テータシステム、2009年Behavioral Risk Factor Surveillance Systemと、2009–2010年 National Alcohol Surveyによる成人アルコール消費量をベースとした計算。

結果:アルコール消費量は、18200-21300名の成人死亡と関連と推定。
米国がん死の3.2%から3.7%に寄与している。

アルコール関連の女性での死亡に関し、主なものは乳がん(56%ー66%)
男性では、上気道・食道がんが主(53%-71%)

アルコールの寄与したがんで、死亡あたり、YPLL 17.0-19.1の損失。

アルコール20g(1.5ドリンク)以下でも、26%〜35%のアルコール寄与関連がん死が存在する。


サントリーをはじめとする政治介入商家たちが・・・世の中を悪くしている一面・・・

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