2012年11月19日月曜日

夜中のPC/iPad操作、テレビ視聴・・・ ipRGCを介し、うつ、学習能力低下、ストレス増加・・・

テレビが一番悪いと思うのだが・・・ iPadがやり玉に挙がってる・・・


Aberrant light directly impairs mood and learning through melanopsin-expressing neurons
Tara A. LeGates, et. al.
Nature(2012)doi:10.1038/nature11673 Received 04 April 2011 Accepted 11 October 2012 Published online 14 November 2012 

照明の概日リズムを不規則とした場合、コルチコステロン濃度が全体的に増加し、うつ様症状や、海馬などの機能低下をもたらす


解説:
http://www.sciencedaily.com/releases/2012/11/121114133921.htm


マウスの実験で、典型的な21世紀型生活である、夜間の照明、コンピュータやiPadなどからの光の影響で、うつや学習障害が生じる危険性が示唆された。

Hattarらのチームは、齧歯類に3.5時間光を当て、3.5時間暗所と繰り返し、動物モデルうつ症状を示した。砂糖・遊び探求動作などの減少。タスク達成時間の延長など。
学習問題場面での、コーチゾル増加し、ストレスの存在が示唆された。

神経節細胞の1-3%に存在する、視交叉上核への直接投射. 経路を有する ipRGCs(intrinsically photosensitive retinal ganglion cells)が光線により活性化し、気分、記憶、学習に関与する脳の部位に影響を与えることが分かった。
この部分はマウスと人はほぼ類似しており、人間にも即この知見は適応されると・・・


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