2012年3月8日木曜日

高ホモシステイン血症と脳灰白質量減少の関連

ホモシステイン介入は、冠動脈疾患などは否定的方向性にあると思っていた


ホモシステインと冠動脈疾患:メンデルランダム化
http://kaigyoi.blogspot.com/2012/02/blog-post_4663.html


どれほどの意味をもつか分からないが、ホモシステイン血中濃度と脳の構造関連の報告

Homocysteine, Grey Matter and Cognitive Function in Adults with Cardiovascular Disease.
Ford AH, Garrido GJ, Beer C, Lautenschlager NT, Arnolda L, et al. (2012)
PLoS ONE 7(3): e33345. doi:10.1371/journal.pone.0033345

総血中ホモシステイン(tHcy)高値(≧ 15 μmol/L)は、正常tHcy値の人に比べ、灰白質容積の相対的減少と関連し、年齢、性別、糖尿病、高血圧、喫煙、心血管疾患既往補正でも群差は影響認めず
高tHcy値は、属性横断的に認知機能スコア悪化と関連し、灰白質容積減少している。しかし、この差は寄与因子補正にて有意差無くなった。





tHcyと脳灰白質の差

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