2012年3月2日金曜日

閉経後女性:トランス型脂肪酸摂取増加と卒中リスク増加 ・・・ 一部アスピリンが軽減?



Yaemsiri S, et al "Trans fat, aspirin, and ischemic stroke in postmenopausal women"
Ann Neurol  2012; DOI: 10.1002/ana.23555.

二次情報ソース: MedPage Today Published: March 01, 2012
Trans Fats Linked to Stroke in Older Women By Crystal Phend, Senior Staff Writer, 



 トランス型脂肪酸で、閉経後女性の卒中リスクを貯蔵させるが、アスピリンがそれを緩和しているかもという観察研究

 トランス型脂肪酸が39%にもなる女性では虚血生卒中生じやすく、アスピリン服用ではトランス型脂肪酸の悪影響は消失し(P=0.43)、アスピリン服用してなければ虚血性卒中66%増加する(P<0.01) 

トランス型脂肪酸に対し、年齢・民族補正卒中ハザード比 (最高vs最低(2.2g/日)5分位比較)  (P=0.0002 for trend):
  • 第2・5分位 (2.3 g/日) 1.22 (95% CI 0.99 to 1.51)
  • 第3・5分位 (2.6 g/日) 1.37 (95% CI 1.11 to 1.68)
  • 第4・5分位 (3.4 g/日) 1.33 (95% CI 1.09 to 1.64)
  • 第5・5分位 (6.1 g/日) 1.49 (95% CI 1.22 to 1.82)
 果物・野菜・食物線維、社会経済的因子、ホルモン補充療法、喫煙、薬物治療(アスピリンを含む)などの要素補正でも相関は減弱するものの有意差残る

アスピリンによるインパクトは3群横断的に認められる





極東の国でトランス型脂肪酸を規制しない国があるそうな・・・



健康に悪いトランス型脂肪酸を”健康への影響小”とする政府・メディア H24.2.22
http://kaigyoi.blogspot.com/2012/02/blog-post_1147.html



上記トランス型脂肪酸は1g/日のオーダーで、有意なリスク増加をもたらしている。
マーガリンなどは10%以上トランス型脂肪酸を含有、ビスケット類・スナック菓子類は7-12%越え、サラダ油などの1~8%程度含む製品がある(http://www.fsc.go.jp/sonota/54kai-factsheets-trans.pdf)。これらを考えれば、日本政府・関係専門委員会の対応というのは国民の健康をはなはだ軽視していることは確実。

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